パソコンの電源を入れた瞬間「ピーッ」「ピッピッピッ」とビープ音が鳴って起動しない——これはBIOSがエラーを音で知らせている重要なサインです。音の回数とパターンで故障箇所がほぼ特定できるのをご存知ですか?神戸・明石のBULLCOMが、ビープ音の意味を解説します。
そもそもビープ音とは
パソコンの基板(マザーボード)に内蔵されたスピーカーから鳴る音で、画面が映る前のハードウェアチェック段階で異常を検知した時に出ます。BIOSメーカー(AMI・AWARD・Phoenixなど)によって音のパターンが異なります。
AMI BIOS のビープ音(主流)
- 短音1回:正常起動。ピッと鳴って画面が出れば問題なし
- 短音2回:メモリエラー → メモリの抜き差し・交換
- 短音3回:メモリエラー(基本的なRAM読み書き失敗)
- 短音5回:CPUエラー → CPU故障またはマザーボードの問題
- 短音6回:キーボードコントローラエラー
- 短音7回:CPU割り込みエラー → 重大故障
- 短音8回:グラフィックカードのメモリエラー
- 短音9回:BIOSのROMチェックサムエラー
- 長音1回 + 短音2〜3回:グラフィックカードエラー
- 長音連続:メモリが認識されていない・装着不良
AWARD BIOS のビープ音
- 長音1回 + 短音2回:グラフィックカードエラー
- 長音1回 + 短音3回:キーボードエラー
- 長音連続:メモリエラー
- 短音連続:電源異常 → 電源ユニット故障の可能性
原因別の対処法
メモリエラー(最頻出)
メモリを一度外して接点をクリーニング、再装着。複数枚刺さっている場合は1枚ずつ試して問題のあるメモリを特定。
グラフィックカードエラー
増設GPUを抜き差し、または外してオンボード出力で起動確認。
CPUエラー
CPUクーラーのネジ緩み、グリス劣化が原因のことも。自己修理は難易度高いので修理依頼推奨。
電源・マザーボードエラー
部品交換が必要。古いPCなら買い替えと費用比較を。
ビープ音が鳴らない・画面も真っ暗な場合
これは「電源は入るが基板が反応していない」状態で、より深刻なケース。電源ユニット故障、マザーボード故障、メモリ完全認識不能などが疑われます。
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まとめ
ビープ音は「故障の自己診断結果」。回数とパターンを必ずメモして、できればBIOSメーカー(起動ロゴで確認)も控えてください。それを伝えてもらえばBULLCOMで原因特定がスムーズです。

