パソコンを起動しようとしたら画面が真っ暗——そんな経験をした方は少なくないはずです。焦ってしまいがちですが、実は自分で解決できるケースも多くあります。この記事では、画面が映らなくなった時に順番に確認すべきポイントを解説します。
まずはここから:物理的な接続を確認する
最初に確認したいのはケーブルの接続です。デスクトップパソコンでは、本体とモニターをつなぐ映像ケーブル(HDMI・DisplayPort・VGAなど)が抜けかけていることがあります。一度完全に抜いて、しっかり差し直してみましょう。モニター側の電源が入っているかどうか、入力切替が正しいかも合わせて確認してください。
ノートパソコンの場合は外付けモニターを接続しているなら同様にケーブルを確認します。本体ディスプレイだけが映らない場合は、後述のソフトウェア的な原因を疑います。
輝度設定・省電力モードを確認する
ノートパソコンに多いのが、輝度(明るさ)が下がりすぎて真っ暗に見えるケースです。キーボードの輝度調整キー(Fn+明るさキー)を押して明るさを上げてみましょう。また、省電力設定でディスプレイが自動オフになっている場合もあります。マウスを動かしたりキーを押したりして復帰するか試してみてください。
セーフモードで起動してみる
ドライバーや設定の問題が原因の場合、Windowsのセーフモードで起動することで確認できます。電源を入れた直後にF8キー(または電源長押しを3回繰り返す方法)でWindowsの回復環境に入り、「セーフモードで起動」を選びます。セーフモードで画面が映れば、原因はドライバーや最近インストールしたソフトウェアにある可能性が高いです。
グラフィックドライバーを更新・再インストールする
セーフモードで起動できたら、グラフィックドライバーの更新を試みましょう。デバイスマネージャーから「ディスプレイアダプター」を開き、対象のデバイスを右クリックして「ドライバーの更新」または「デバイスのアンインストール」→再起動を行います。Windows Updateも合わせて実行しておくと安心です。
グラフィックカード(GPU)の確認
デスクトップパソコンで、グラフィックカード(外付けGPU)を搭載している場合、カードが正しくスロットに刺さっているか確認することも重要です。PCIeスロットからわずかに浮いているだけで映像出力が止まることがあります。一度抜いてしっかり押し込み直すか、マザーボードの映像出力端子(CPU内蔵グラフィック)から試してみましょう。
デスクトップとノートパソコンの違い
デスクトップは「モニター・ケーブル・GPU」という複数の要素があるため、切り分けがやや複雑です。一方、ノートパソコンはディスプレイが一体型のため、内部のフレキシブルケーブルやパネルの問題になることが多く、自力での対処が難しいケースもあります。
自分でできる範囲と、修理が必要なケース
- ケーブル差し直し・輝度調整・ドライバー更新 → 自分で対応可能
- セーフモード起動後にソフトウェアが原因と判明 → 自分で対応可能
- GPUやパネルの物理的な故障、マザーボードの問題 → 専門家への依頼が必要
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