「夏休みに入ってから、子どもがずっとパソコンの前にいる」——この時期、神戸・明石のご家庭からよくいただくご相談です。Windowsには無料で使える見守り機能が標準で備わっています。追加のソフトを買わなくても、使用時間の制限や閲覧制限は設定できます。設定手順と、運用のコツをご案内します。
準備:子ども用のアカウントを作る
大前提として、親と子で別々のアカウントを使う必要があります。同じアカウントを共用していると、制限の設定ができません。
- 設定 → アカウント → 家族
- 「家族のメンバーを追加」を選択
- 「お子様用アカウントを作成する」を選ぶ
- メールアドレスを新規作成(子ども用のMicrosoftアカウントになります)
- 生年月日を正しく入力(年齢に応じて既定の制限が変わります)
生年月日は正確に入れてください。ここが実年齢とずれていると、以降の制限が意図どおりに効きません。
できる制限は主に4つ
| 制限内容 | できること |
|---|---|
| 利用時間 | 曜日ごとに使える時間帯・合計時間を設定 |
| Webの閲覧 | 不適切なサイトのブロック、許可リストの作成 |
| アプリ・ゲーム | 年齢制限に応じた起動制限 |
| 購入 | 勝手な課金・購入の防止 |
① 使用時間を制限する
もっとも需要が高い設定です。
- ブラウザで family.microsoft.com を開き、親のアカウントでサインイン
- お子様のアカウントを選択
- 「使用時間」から、曜日ごとに設定
**平日は21時まで、休日は3時間まで**といった設定ができます。制限時間に達すると自動的にサインアウトされ、子ども側から「延長のお願い」を親に送れる仕組みになっています。
夏休み中だけ緩めて、始業後に戻すという運用もしやすい作りです。
② 見るサイトを制限する
「不適切なWebサイトとアプリをブロックする」を有効にすると、成人向けサイトが自動でブロックされます。あわせて、
- 常に許可:学習サイト、学校の連絡ページなど
- 常にブロック:個別に指定したいサイト
をリストで指定できます。なお有効にすると、閲覧はMicrosoft Edgeに限定されます。他のブラウザは起動できなくなる仕様です。
③ 課金・購入を防ぐ
「勝手にゲーム内課金されていた」というご相談も少なくありません。
- 購入時に必ず親の承認を求める設定にする
- 支払い方法をお子様のアカウントに紐づけない
- Microsoft Storeの購入履歴を月に一度確認する
④ 活動レポートで様子を見る
週次でレポートがメールで届きます。どのサイトをどれくらい見たか、どのアプリを使ったかが分かります。
ここで大切なのは、レポートを問い詰める材料にしないことです。「監視されている」と感じさせると、別の端末に逃げるだけになりがちです。気になる点があれば、責める前に理由を聞く方が長続きします。
設定より大事な「家庭のルール」
技術的な制限だけでは、いずれ抜け道を探されます。実際に効果が続いているご家庭は、次のような運用をされています。
- 制限の理由を説明する(目のため、生活リズムのため)
- 一緒にルールを決める(一方的に決めない)
- 例外の作り方を決めておく(宿題で必要なときはどうするか)
- パソコンを個室に置かない(リビングに置くだけで使い方は変わります)
セキュリティ面もこの機会に
夏休みは、子ども経由でのトラブルが増える時期でもあります。あわせて確認しておきたい点です。
- Windows Updateが適用されているか
- ウイルス対策が有効になっているか
- 「無料ゲーム」をうたう出所不明のソフトが入っていないか
- パスワードを使い回していないか
BULLCOMのサポート
- 子ども用アカウントの作成・ペアレンタルコントロール設定の代行
- ご家庭のパソコンの安全点検(更新・ウイルス対策の確認)
- 神戸市・明石市へ出張対応(出張エリアA・¥5,500〜)
- 持ち込み診断は無料
「設定してみたけれど、うまく効いていない気がする」というご相談も承っています。[神戸市](/area/kobe)・[明石市](/area/akashi)へは出張も可能です。
まとめ
Windowsの見守り機能は無料で、使用時間・閲覧・アプリ・購入の4点を制限できます。まずは子ども用アカウントを作るところから始めてください。
ただし設定だけでは長続きしません。理由を説明し、一緒にルールを決める方が結果的にうまくいきます。設定作業でお困りの際はお気軽にご相談ください。

