パソコンを使っていると、「昨日まで普通に動いていたのに、突然重くなった」という経験をしたことはないでしょうか。焦る気持ちはよくわかりますが、実は原因の多くは自分で確認・対処できるものです。この記事では、よくある原因と今すぐ試せる対処法を解説します。
なぜパソコンは遅くなるのか?
パソコンが遅くなる原因は主に5つです。
1. CPU・メモリの過負荷
複数のアプリを同時に開いていたり、バックグラウンドで知らないうちに大量の処理が走っていると、CPUやメモリが限界に近づきます。特にメモリが少ない(4GB以下)機種では、複数タブのブラウザを開くだけで重くなることがあります。
2. HDD(ハードディスク)の老朽化・空き容量不足
HDDはSSDと違い、物理的なディスクが回転して読み書きします。使用年数が増えると読み書き速度が落ちます。また、空き容量が全体の10〜15%を下回ると、Windowsの作業領域が確保できず動作が遅くなります。
3. ウイルス・マルウェアの感染
悪意あるソフトウェアがバックグラウンドで常時動作することで、CPUやネットワーク帯域を消費します。セキュリティソフトが入っていても、定義ファイルが古ければ意味がありません。
4. スタートアップアプリが多すぎる
パソコン起動時に自動起動するアプリが多いと、起動直後から処理が集中して重く感じます。インストールしたアプリが勝手にスタートアップ登録されていることも多いです。
5. 不要ファイル・一時ファイルの蓄積
Windows はシステムの動作中に一時ファイルを大量に作成します。長年使っていると数GBになることも珍しくありません。
今すぐできる対処法
タスクマネージャーで原因を特定する
Ctrl + Shift + Esc でタスクマネージャーを開き、「パフォーマンス」タブを確認しましょう。CPU・メモリ・ディスクの使用率が常時80〜90%以上なら、何かが過剰に動いています。「プロセス」タブで犯人を特定し、不要なものは右クリック→「タスクの終了」で止めることができます。
ディスクのクリーンアップ
エクスプローラーでCドライブを右クリック→「プロパティ」→「ディスクのクリーンアップ」を実行します。一時ファイルやゴミ箱の中身を一括削除でき、数GBの空き容量を確保できることがあります。
スタートアップアプリを整理する
タスクマネージャーの「スタートアップ」タブを開くと、起動時に自動実行されるアプリ一覧が表示されます。使っていないものは右クリックで「無効化」しましょう。次回起動からすっきりします。
セキュリティソフトでフルスキャン
Windowsに標準搭載の「Windows セキュリティ」でも十分です。定義ファイルを最新にしてからフルスキャンを実行してください。
それでも改善しないなら
上記を試しても改善しない場合、HDD の物理的な劣化、メモリ不足によるハードウェア増設、あるいはOS再インストールが必要なケースも考えられます。自己判断で対処するとデータを失うリスクもあるため、専門店への相談をおすすめします。
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