「昨日まで普通に使えていたのに、今朝からメールが送れない」——仕事に直結するため、緊急度の高いご相談です。神戸・明石のBULLCOMにも頻繁に寄せられます。送信だけ/受信だけ/両方、のどれが駄目かで原因が絞れます。切り分けの手順をご案内します。
まず切り分け:どこまでできているか
| 状況 | 疑わしい原因 |
|---|---|
| 送信も受信も不可 | ネット接続、またはパスワードの問題 |
| 送信だけ不可 | 送信サーバー(SMTP)の設定・ポート |
| 受信だけ不可 | 受信サーバー(POP/IMAP)の設定、容量超過 |
| 特定の相手にだけ送れない | 相手側の受信拒否、添付容量の超過 |
| Webメールでは使える | メールソフト側の設定の問題 |
最も有効な切り分けはWebメールでの確認です。ブラウザで契約先のWebメールにログインし、そこで送受信できるか試してください。Webメールが正常なら、サーバーは生きていてメールソフトの設定に問題があると分かります。
原因①:パスワードの入力を求められる
いちばん多いパターンです。突然パスワードの入力画面が繰り返し出るようになります。
考えられる理由
プロバイダ側でパスワードが変更されたセキュリティ強化でアプリパスワードが必要になったアカウントが一時的にロックされている
GmailやYahoo!メールをメールソフトで使っている場合、通常のパスワードでは接続できなくなっていることがあります。各サービスの設定画面で「アプリパスワード」を発行し、そちらを設定してください。
原因②:サーバー設定の間違い
プロバイダの設定変更後によく起こります。設定画面で次を確認してください。
| 項目 | 一般的な値 |
|---|---|
| 受信(IMAP) | ポート 993/SSL有効 |
| 受信(POP) | ポート 995/SSL有効 |
| 送信(SMTP) | ポート 587 または 465/SSL・認証有効 |
「送信サーバー(SMTP)は認証が必要」にチェックが入っているかを必ず確認してください。ここが外れていると、受信はできるのに送信だけ失敗します。送信不可のご相談で最も多い原因です。
原因③:メールボックスの容量オーバー
受信だけできない場合、サーバー上の容量がいっぱいになっている可能性があります。
- Webメールにログインして、使用容量を確認
- 不要なメール、特に添付ファイル付きの古いメールを削除
- POP設定の場合、「サーバーにメッセージのコピーを残す」が無期限になっていないか確認
3つ目は要注意です。何年も残す設定のまま使い続けると、いつか必ず容量の上限に達します。「14日後に削除」程度にしておくと安全です。
原因④:セキュリティソフトの妨害
セキュリティソフトのメール保護機能が、送受信を止めていることがあります。
確認方法:セキュリティソフトを一時的に停止して、送受信できるか試す
送れるようになった場合は、セキュリティソフト側でメールソフトを例外に登録してください。停止したままにしないでください。確認が済んだら必ず戻します。
原因⑤:送信できるが相手に届かない
エラーは出ないのに届かない場合は、迷惑メール判定が疑われます。
- 相手の迷惑メールフォルダに入っていないか確認してもらう
- 短時間に大量送信していないか
- 本文にURLを多数含めていないか
- 添付ファイルが大きすぎないか(10MB以下が無難)
大きなファイルは、メール添付ではなくファイル転送サービスの利用をおすすめします。
焦って設定を作り直さないでください
「直らないからアカウントを作り直そう」とするのは危険です。POP設定の場合、削除するとパソコン内の過去メールが消えることがあります。
設定を変更する前に、
現在の設定内容をメモ(またはスクリーンショット)する可能ならメールデータをバックアップする
これだけで、失敗しても元に戻せます。
BULLCOMのサポート
- メール送受信トラブルの診断・復旧(持ち込み診断は無料)
- プロバイダ設定変更に伴う再設定
- Outlook・Thunderbirdの設定、データ移行
- 法人のメール環境(IMAP化・複数端末での共有)のご相談
- 神戸市・明石市へ出張対応(出張エリアA・¥5,500〜)
業務で急ぎの場合はその旨をお伝えください。[神戸市](/area/kobe)・[明石市](/area/akashi)へ出張も承ります。
まとめ
まずWebメールで送受信できるかを確認してください。そこが正常ならメールソフトの設定の問題です。
送信だけできない場合は、「送信サーバーは認証が必要」のチェックを最初に見てください。ここが原因のことが非常に多いです。設定を作り直す前に、現在の設定を控えておくことも忘れずに。

