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テクノロジー2026年10月8日

Macの「フルディスクアクセス」が厳しくなる|AIアプリに権限を渡しすぎていないか確認する方法

Macの「フルディスクアクセス」が厳しくなる|AIアプリに権限を渡しすぎていないか確認する方法

Appleは2026年10月2日、Macの「フルディスクアクセス」という権限の扱いを厳しくすると発表しました。理由として挙げたのは、AIエージェント(パソコン上で作業を代わりにこなすAIアプリ)の普及です。この権限は、Macの中のファイルからメール、メッセージ、閲覧履歴まで読めてしまう、とても強いものです。

新しい仕組みが始まる時期はまだ発表されていませんが、今どのアプリに許可しているかは、今日から自分で確認できます。この記事では、フルディスクアクセスとは何か、Appleが何を変えるのか、確認と見直しの手順をまとめました。

※2026年10月6日時点の情報です。

フルディスクアクセスとは

Macは普段、アプリがほかのアプリのデータを勝手に読めないように守っています。たとえば、あるアプリが「メール」や「メッセージ」の中身、Safariの閲覧履歴、Time Machineのバックアップなどを見ようとしても、通常は見られません。

フルディスクアクセスは、この守りのほとんどを飛び越えて、Mac全体のデータを読めるようにする特別な許可です。本来は、Mac全体を丸ごと保存するバックアップアプリや、全体を調べる必要があるセキュリティソフトのために用意されています。

Appleは何を変えるのか

Appleは開発者向けの発表で、「利用者が十分に理解しないまま、ファイルやメール、メッセージ、閲覧履歴まで見える状態にしている開発者がいる」と指摘しました。そのうえで、この権限を許可するときに追加の確認を設け、利用者がはっきりと操作しないと渡せない仕組みにするとしています。リスクを理解したうえで許可できるようにするのがねらいです。

背景には、常に動き続けて作業を手伝うタイプのAIアプリが増え、その多くが便利さのためにこの強い権限を求めるようになったことがあります。AIアプリが読めるデータの範囲が広いほど、情報漏えいや誤った操作が起きたときの影響も大きくなります。

具体的な仕組みや開始時期は、まだ発表されていません。

今すぐできること ― 許可しているアプリを確認する

  1. 画面左上のアップルメニュー(リンゴのマーク)から「システム設定」を開きます
  2. 左側の一覧から「プライバシーとセキュリティ」を選びます
  3. 右側の「フルディスクアクセス」を開きます
  4. 一覧でスイッチがオンになっているアプリを確認します。心当たりのないアプリや、今は使っていないアプリはスイッチをオフにします(パスワードやTouch IDを求められます)

一覧から完全に消したい場合は、アプリを選んで下の「-」ボタンを押します。

オフにする前に確認したいアプリ

次のようなアプリは、フルディスクアクセスがないと正しく動かないことがあります。オフにする前に、何のために許可しているのかを確かめてください。

  • バックアップアプリ(Mac全体を保存するもの)
  • ウイルス対策などのセキュリティソフト
  • 会社の管理用ソフトなど、仕事で指定されて入れたアプリ

どれか分からない場合は、無理に消さずにそのままにして、詳しい人や販売店に確認するのが安全です。

AIアプリを入れるときの注意

  • 求められた権限が、そのアプリの役目に本当に必要かを考える
  • 「とりあえず全部許可」はしない。必要な作業が終わったら、スイッチをオフに戻す
  • アプリはApp Storeか、開発元の公式サイトから入れる
  • 仕事のMacでは、勝手にAIアプリを入れない。会社のルールを確認する

会社のMacで使っている場合

社員が自分の判断でAIアプリを入れてフルディスクアクセスを許可すると、顧客情報や社内のメールまで読める状態になります。情報漏えいの入り口にならないよう、どのアプリに許可してよいかを決めておき、定期的に各Macの許可の一覧を確認することをおすすめします。

BULLCOMでお手伝いできること

BULLCOMはWindowsだけでなく、Macの設定やトラブルにも対応しています。「どのアプリを外していいか分からない」「会社のMacをまとめて点検したい」といった場合はご相談ください。

  • Macの権限(フルディスクアクセスなど)の確認と見直し
  • 使っていないアプリの整理
  • バックアップの設定と見直し
  • 法人のMac・パソコンの点検とルールづくりのお手伝い

持ち込みなら診断は無料です(料金ページ)。神戸市・明石市を中心に出張にも対応しています。当社でパソコンをご購入の方と年間契約の方は、リモートサポートでの対応も可能です。ご相談はお問い合わせフォームまたはお電話(078-912-2656/受付 9:00〜19:00)からどうぞ。

まとめ

  • Appleは2026年10月2日、Macの「フルディスクアクセス」の扱いを厳しくすると発表しました。開始時期はまだ未発表です
  • フルディスクアクセスは、ファイル・メール・メッセージ・閲覧履歴まで読める、とても強い権限です
  • 「システム設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「フルディスクアクセス」で、許可しているアプリを今すぐ確認できます
  • 心当たりのないアプリはオフに。ただし、バックアップアプリやセキュリティソフトは外す前に用途を確かめましょう

参考:Apple、macOSの「フルディスクアクセス」に追加の制御を導入へ(ITmedia NEWS)

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