「マイクロソフトが約6万人に希望退職を募集」というニュースが、10月末に大きく報じられました。WindowsやOfficeを毎日使っている方の中には、「サポートは大丈夫?」「何か変わるの?」と気になった方もいるのではないでしょうか。この記事では、報じられている内容と、パソコンを使う側として知っておきたいことをまとめました。
※2026年10月30日時点の報道をもとにしています。マイクロソフトの正式な発表ではない内容も含まれます。
何が報じられたのか
10月26日に米国の The Wall Street Journal が報じ、その後各社が伝えた内容は、おおむね次のとおりです。
- マイクロソフトが、約6万人の社員を対象に希望退職(自主的な退職の募集)を始めた
- 対象は、米国・英国・カナダ・インドの社員
- 社員は12月上旬までに応募するかを決め、応募した人は12月31日付で退職する
- 同社は今年4月にも、米国で規模の小さい希望退職を募っており、対象者の3割以上が応募したと報じられている
対象の条件や、実際に何人が応募すると見込んでいるかについては、報道によって内容が異なります。また、希望退職は「募集」であり、6万人が辞めるという意味ではありません。
背景にある「AIへの巨額の投資」
マイクロソフトは、AIを動かすためのデータセンターやクラウドに、四半期で500億ドルを超える規模の投資を続けていると報じられています。今回の希望退職は、こうしたAIへの投資を進める中で、会社の人員の組み立てを見直す動きの一つと受け止められています。
同社は、WindowsやOfficeにも「Copilot(コパイロット)」などのAI機能を次々に組み込んでいます。
Windowsやパソコンへの影響はある?
サポートや更新は、これまでどおり
現時点で、WindowsやOffice(Microsoft 365)のサポート期間や、月例の更新の方針が変わるという発表はありません。毎月の更新プログラムも、通常どおり配信されています。今すぐパソコンの使い方を変えたり、慌てて何かを買い替えたりする必要はありません。
これから増えそうなのは「AI機能」
マイクロソフトがAIに力を入れているのは確かで、WindowsやOfficeには今後もAI機能が増えていくと考えられます。新しい機能が入ったときに、「何ができて、何を送っているのか」を確かめてから使う習慣をつけておくと安心です。
会社で考えておきたいこと
小さな会社やお店では、次の点を見直すよい機会です。
- パソコンとソフトのサポート期限を一覧にしておく(Windows 10 は2025年10月にサポートが終了。Office 2016・2019 も同じ時期に終了しています)
- AI機能を使うときの社内ルールを決める(お客様の個人情報や社外秘の資料を入力しない、など)
- 特定のサービスに頼りすぎない(大事なデータは、クラウドとは別の場所にもバックアップしておく)
AIの使い方のルールづくりや、パソコンの入れ替えの計画は、社内に詳しい人がいないと後回しになりがちです。
BULLCOMでお手伝いできること
- パソコン・ソフトのサポート期限の確認と、入れ替えの計画づくり
- Windows や Office(Microsoft 365)の設定、AI機能(Copilot)の使い方や止め方の相談
- データのバックアップの仕組みづくり
持ち込みなら診断は無料です(料金ページ)。神戸市・明石市を中心に出張にも対応しています。ご相談はお問い合わせフォームまたはお電話(078-912-2656/受付 9:00〜19:00)からどうぞ。
まとめ
- 10月末、マイクロソフトが米国・英国・カナダ・インドの約6万人に希望退職を募っていると報じられた(6万人が辞めるという意味ではない)
- 背景には、AIのためのデータセンターやクラウドへの巨額の投資がある
- WindowsやOfficeのサポートや更新の方針が変わるという発表はなく、今すぐ何かをする必要はない
- 会社では、サポート期限の一覧づくりと、AI機能を使うときのルールを決めておくと安心
パソコンのサポート期限については、「Windows 10のサポートが終了しました。今も使い続けている方へ」もあわせてご覧ください。
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