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テクノロジー2026年10月14日

パスキーと2段階認証の設定手順|個人情報の流出が相次ぐ今、アカウントの乗っ取りを防ぐ

パスキーと2段階認証の設定手順|個人情報の流出が相次ぐ今、アカウントの乗っ取りを防ぐ

このところ、身近なサービスからの個人情報の流出が相次いで報じられています。流出したIDやパスワードは、ほかのサービスへの不正ログインに使われることがあります。自分の側でできるいちばん効果の大きい対策が、2段階認証とパスキーの設定です。

この記事では、2つの違いと、主なアカウントでの設定の手順、設定するときの注意点をまとめました。パスワードの使い回しをやめる方法は、「パスワードの使い回しが危険な理由と、管理の始め方」で解説しています。

※2026年10月13日時点の情報です。各サービスの画面の表記は変わることがあります。

パスワードだけでは守りきれない理由

パスワードは、サービス側から流出したり、偽のログイン画面(フィッシング)で盗まれたりすると、それだけで他人にログインされてしまいます。同じパスワードをほかのサービスでも使っていれば、被害はさらに広がります。

そこで、パスワードに加えて「本人しか持っていないもの」でも確認するのが2段階認証、パスワードそのものをやめてスマホやパソコンの本人確認でログインするのがパスキーです。

2段階認証とパスキーの違い

2段階認証

パスキー

ログインのしかた

パスワード+確認コード(SMSや認証アプリ)

スマホ・パソコンの指紋・顔認証・PINで確認

パスワードが漏れたとき

コードがないとログインされない

そもそもパスワードを使わない

偽サイト(フィッシング)

コードまで入力させられると突破されることがある

正しいサイトでしか使えないため強い

気をつける点

コードを人に教えない

スマホを替えるときの引き継ぎ、予備の登録

パスキーに対応しているサービスはパスキーを、まだのサービスは2段階認証を設定するのが基本です。両方設定できる場合は、併用すると安心です。

まず守るべきアカウント

すべてを一度にやる必要はありません。乗っ取られたときの被害が大きい順に設定しましょう。

  1. メールのアカウント(Google・Microsoft・Apple など):ほかのサービスのパスワード再設定に使われるため、最優先です
  2. ネット銀行・証券・クレジットカード
  3. LINE などのSNS:乗っ取られると、知人に詐欺のメッセージが送られます
  4. 通販サイト:登録したカードで勝手に買い物をされるおそれがあります

主なアカウントでの設定手順

Googleアカウント

  1. ブラウザで「Googleアカウント」を開き、左側(スマホでは上部)の「セキュリティ」を選びます
  2. 「2段階認証プロセス」を開いて、画面の案内に従ってオンにします
  3. 同じ「セキュリティ」の「パスキーとセキュリティキー」から「パスキーを作成」を選び、スマホやパソコンの指紋・顔認証・PINで登録します

Microsoftアカウント(Outlook・Windows・Office など)

  1. ブラウザで「Microsoftアカウント」にサインインし、「セキュリティ」を開きます
  2. サインインの方法の設定から「2段階認証」をオンにします
  3. 同じ画面で「パスキー」を追加し、Windows Hello(顔・指紋・PIN)やスマホで登録します

Apple アカウント(iPhone・iPad・Mac)

最近の iPhone などでは、2段階認証(2ファクタ認証)が最初から有効になっていることがほとんどです。「設定」→ 一番上の自分の名前 →「サインインとセキュリティ」で、2ファクタ認証がオンになっているか、登録している電話番号が今のものかを確認しましょう。

銀行・LINE・通販など、そのほかのサービス

多くのサービスでは、設定画面の「セキュリティ」「ログイン設定」などの中に、「2段階認証」「パスキー」「生体認証ログイン」といった項目があります。見つからないときは、サービスの公式ヘルプで「パスキー」「2段階認証」と検索すると手順が出てきます。

設定するときの注意点

  • 予備の確認方法を用意する:スマホをなくしても困らないよう、バックアップコードを紙に控える、2台目の端末にもパスキーを登録する、などをしておきましょう
  • スマホを替える前に確認する:同じ種類(iPhone同士、Android同士)なら多くは引き継がれますが、種類が変わると登録し直しが必要なことがあります
  • 復旧用のメールアドレス・電話番号が今のものか確かめる:古いままだと、ロックされたときに戻せなくなります
  • 「パスキーを再登録してください」というSMSやメールのリンクは開かない:設定は必ず、公式アプリか自分で開いた公式サイトから行います
  • 確認コードは誰にも教えない:電話やメッセージでコードを聞いてくるのは詐欺です。偽の警告画面については「サポート詐欺の警告画面が消えない」も参考にしてください

BULLCOMでお手伝いできること

「設定画面が見つからない」「家族の分もまとめて設定したい」「会社のアカウントを安全にしたい」といった場合は、BULLCOMにご相談ください。

  • Google・Microsoft・Apple アカウントの2段階認証・パスキーの設定
  • パスワード管理の見直しと、使い回しの解消
  • スマホ・パソコンの買い替え時の引き継ぎ
  • ご高齢のご家族や、会社のパソコン・アカウントのまとめての設定

持ち込みなら診断は無料です(料金ページ)。神戸市・明石市を中心に出張にも対応しています。当社でパソコンをご購入の方と年間契約の方は、リモートサポートでの対応も可能です。ご相談はお問い合わせフォームまたはお電話(078-912-2656/受付 9:00〜19:00)からどうぞ。

まとめ

  • 流出したパスワードは、ほかのサービスへの不正ログインに使われます。パスワードだけに頼らない設定が大切です
  • パスキーに対応しているサービスはパスキーを、まだのサービスは2段階認証を設定しましょう
  • まずはメールのアカウント、次に銀行・SNS・通販の順に設定すると効果的です
  • 予備の確認方法を用意し、「再登録して」というSMSやメールのリンクは開かないようにしましょう
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